JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が、高温になった車内温度を早く下げる方法を検証した結果をホームページに公開しています。
それをふまえて、わがやの具体的対策を考えてみました。
JAFの検証結果の概要
車内温度55度になった時点で、①ドア開閉 ②冷却スプレー ③エアコン外気導入 ④エアコン内気循環 ⑤エアコン+走行 をそれぞれ行い、温度変化を比較した。
結論「エアコン+走行」が最も早く車内温度を下げることができる。
効率的な方法は
① 窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出す
② 熱気が出たら、窓を閉め、内気循環にして冷やす
わが家で考えた方法
車に乗るときすること
細かいようですが、JAFのグラフで見ると。開始直後に最も早く気温が下がってるのは、ドア開閉のような。実感としても、これが一番早いと思ってますし。
というわけで、順序としては
① ドアを開閉し、熱気を追い出す。
② 窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出す。
③ 落ち着いてきたら、窓を閉め、エアコンを内気循環にして冷やす
①について
JAFで検証した際の方法は、運転席ドアを開閉、助手席窓のみを開けていました。
それでも十分熱気は逃げているようです。
しかし、理想的なのは、対角線上のドアを開けておくことではないかと。
ドアを開けておくスペースがあるなら、ふだんはそうしています。
スペースがなければ、対角線上の窓を開けています。
②について
①で熱気は出してますが、ダッシュボード等からの熱はすごいし、エアコンの風も最初は熱い。
それで、②も行います。
<もっと注意したいこと>
温度が高いのは、気温だけではありません。
チャイルドシートの表面が熱い場合は、大人よりもずっと影響を受けやすいので、特に注意が必要。
しっかり車内が冷えて、シートも冷めてから、座ってもらうのが一番です。
どーしても、すぐ出発しなければならないときは、
応急処置として、バスタオルなどをひく等、熱さが子どもに伝わらないよう工夫しましょう。
特に金具は、ほんとに火傷になるので、当たらないように気をつけましょう。
事前にしておく対策
単純に、車内が熱くなりすぎないようにしておいたほうがいいです。
アルミシートなどでカバーします。
優先なのは、直接触れる場所が熱くならないように
チャイルドシートの座面、ハンドル
かぶせるだけの商品があるので、車を離れるときにつけます。
つぎが、直接触れるわけじゃないけど、車内気温が上がる要因になる箇所
フロントガラス、ダッシュボード、フロントガラス以外も窓。
全部覆ってしまったら、ちょっと見た目があやしいかも、ですが。
車を離れる前に、日差しを考えてしておくと、効果大です。
番外編
冷却スプレーは、多くは可燃性のガスが使われているため、要注意だそうです。
スプレーを使ったあとに衣服にガスが残っていて、タバコなどでやけどすることがあるそう。
JAFでは、バケツ(8L)の水3杯をかけることも試したそうですが、車内温度は0.9度しか下がらなかったそう。
洗車したら涼しくなる気が、と一瞬思ったけど、そもそも洗車するのは、急ぎで出発する状況じゃないですもんね(笑)
炎天下の駐車は、ごく短時間でも、車内は高音になります。
少しの工夫で違ってくるので、気をつけていきましょう。
参考 「PR TIMES」「JAFユーザーテスト(夏の駐車時、車内温度を最も早く下げる方法は?)」http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail5.htm
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