NHK「助けて!きわめびと」で、「合気道で学ぶ争わない“チカラ”」というのをみました。
番組では、技の練習や、協力して作業することなど、いろんな修行があったようですが、日常の中で簡単にできることも紹介されてましたので、それをメモしました。
Contents
争わない力は
合気道では、
相手と一体になり、
力に力で対抗するのではなく相手を導き動かす
ことが大切なのだそう。
この考え方はすごいですね。
初歩の技として、向かい合って正座し、攻撃側は相手の手首をしっかり握っている、それに対応するには、力づくで頑張ってもだめだし、自分だけで成し遂げようとしてもだめ。
争わない力をつけるためには、相手と一体になって動く感覚をもつことが大切なのだ、ということでした
・・・私は体験してないし、テレビで見ても違いはよくわからないのですが、
技がうまくいったのは、相手が自分を応援してくれてる、と思ったときでした。
相手を敵と思わないこと、大切な人と思って一緒に動こうとすることが大事というような説明でした。
今回は、お笑い芸人三人組が取り組んでいたので、もちろん敵ではないのですが、少しの意識で変わってくるというのは驚き! たとえ本物の敵が相手だったとしても、貴重なのだと思います。
心が静まっている状態は
心が静まってるときは、意識は下腹のほうに静まっている。
これが一番大事な基本のようです
・・・ただ、初めての私はちょっとわからなくって。
先生の説明を、心が静まってないと感じ取るきっかけという視点で考えると、以下の二点が大事みたい。
意識が上がりすぎてない?
例にあげられてたのは、怒ったときや、緊張したときの状態。
怒ったとき、意識がカーッと頭のほうにくる。
緊張することを「あがる」と表現すること。
このような、意識があがってきてるときは、うわずってる感じがあるはず、とのこと。
・・・これは、日本語の表現にもろに表れてるんですね!納得。自分の状態としても理解しやすいです。
刺激が気になりすぎてない?
意識が上がってるときには、音など周りの刺激がよけいに響いてしまうそう。
番組では、耳の近くで、木を打ち合わせる音をさせると、音の響き方で心が静まってるかどうかがわかる、というのをやってました。
キーンと感じると、意識が上がってる状態。
心を静める姿勢や呼吸をした後だと、同じ音でも、聞こえ方がまったく違うそうです。
・・・これは、確かに、ちょっとしたことでも過敏になってしまってる自分っていうのは、思い当たります。
心を静め、刺激があっても落ち着いていられるなら、それだけでも差は大きいだろうなぁ!
心を静めるには
心を静める姿勢
まず、イライラを助長する姿勢に注意
「気を付け」のように力みがあると、意識は上にきてしまうそうです。
心を静める姿勢は
つま先立ちをして、かかとを静かにおろす。
・・・番組では、つま先立ちをしたとき、やや姿勢を前に、との注意もありました。それから、かかとをおろすのです。
??と思って、録画したのを見直してみたら、たしかに、気を付けの姿勢よりも、やや胸をはらないというか、少し前なんですよね。よかったら参考に。
臍下(せいか)の一点
下腹に力をいれてみて、力が入らない位置が臍下(せいか)の一点。
指先で触れて確認するといいそうです。
さきほどの心を静める姿勢から、臍下(せいか)の一点に意識が下がると、心が静まる。
・・・臍下(せいか)の一点、私、場所がよくわからなくって。いろいろ調べてみると、
立っている状態であれば、恥骨のすこし上あたり のようです。
ただ、はっきり位置が定まってるものというより、姿勢や状態によって違うとの情報も。
まずは、恥骨のすこし上のへん、と仮定して、さぐりながらやって慣れようかな、と思ってます。
心を静める呼吸法
注意!深呼吸
深呼吸も、上半身に力が入ると意識があがってしまうそう。
ポイントは、
臍下(せいか)の一点に心を静めて、息をはく
口をあの形にして静かに息を吐く
吐き終わりはだんだん吐く息が少なくなっていく。静まっていく状態をよく感じ取る。
まとめると、姿勢は一度かかとを上げて下し、臍下(せいか)の一点に心を静めながら、口はあの形で静かに息を吐く。静まっていく状態を感じ取る。
姿勢も呼吸も日常的なことですが、そこを意識することで、変えていけるなんて、すごいですよね。
メンタルを整えるために、深呼吸をすすめられることは多いですが、そこにぜひプラスしていきたいと思いました。
よかったら、こちらもどうぞ。
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