底冷え対策 床下用の断熱材を床上にのせて二重床にしてみた

台所の床とか、下からの寒さがこたえること、ないですか?
建築用の断熱材(スタイロフォームとかカネライトフォーム)を使いたいけれど、わが家は賃貸の古アパート。
床をはがすわけにはいかなかったので、ごく単純に二重の床みたいにして断熱材を使ってみました。
底冷え感が減って、快適にすごせてます。





スポンサーリンク

建築用の断熱材を使って二重床断熱

概要と注意点

私がやってみたのは、あくまで、わが家の事情にあわせた、ごくごく最低限な方法です。
その概要は

1 床上に、厚さ20mmの断熱材を一面にしく。
2 その上に、厚さ12mmのコンパネを一面にしく。
3 その上に、クッションフロア材をしく。

こう書くと、かなり質素でしょう?? ほんとに最低限です。
でも、今まで試したいろんな冷え対策より、格段に快適になりました。

ただし。
この断熱方法は、あくまで自己責任です。
そもそも、ただ重ねただけですからね・・・

床上にのせる家具など重量物とか、地震になったら?とか、
いろいろリスクを想像して家族で話し合いました。
そして、やっと決めて、作業してみたら、予想外の苦戦・・・
そういうわけで、この断熱方法は、安易におすすめはできないです。

ただ、冷えって、ほんとにつらいっ・・・(私の心の叫び)

苦戦はしたけど、底冷え感はぐーんと減りました!! がんばってよかった・・・(涙)
幸いなことに、もう5年以上たちますが、特に大きな不具合は感じてません。

同じ悩みの方が、より良い方法を探す材料になればいいな、と思って書いた記事ですので、
ご判断は、ご自身の責任でお願いいたしますね。

準備

お店選びは大事

地元のホームセンターを利用するのがおすすめ。
なぜなら、断熱方法の相談とか、コンパネのカット、配送など、まとめてできたほうが便利だからです。
特に、コンパネのカットを自分でできない場合は、きれいにカットしてくれるお店を選ぶのが、現実的かと思います。(たいていは、購入した商品に対してのカットのサービスなので。)

部屋の寸法を測る

部屋の寸法を測ります。隣の部屋との出入口など、少しの凹凸がある部分も記録します。
それと、部屋が歪んでないか等も、よく観察し、図にしておくのがベスト。
ここでこまめに測り、記録することが、後の作業に大きく影響するのです。
・・・理由は、後で書きますね。

材料について

<断熱材>
建築資材の断熱材で、スタイロフォームやカネライトフォームがあります。
アマゾンにはサイズがまったく違うのしかのってなかったのですが、
こういうのです、発泡スチロールみたいな感じです。↓
 

大きさは、910mm×1820mm が基本ですが、同じメーカーの中でも複数種類あって、けっこう価格も違うみたいです。
特徴や、厚さなど、店員さんに相談しながら決めたらいいと思います。

ちなみに、切るのはカッターでできたので、作業は簡単です。(私はカネライトフォーム20mm厚を購入)

<コンパネ>
コンパネは、本来はコンクリート型枠に使う合板だそうです。安価で丈夫。
大きさは、900mm×1800mm が基本ですが、あらかじめ半分にカットしてあるものもあります。
・・・この、サイズが、断熱材と微妙に違う、というのがクセモノなので、気を付けてくださいね。購入数とか配置を考えるとき、けっこう惑わされます。

そして、ここが重要。
厚さは12mm以上のものを選ぶこと ・・・店員さんからの助言です。
私は最初、断熱材の上にクッションフロア材だけ置いてもいいですか?と浅はかな質問をしたのです。
そしたら店員さん、丈夫な板材は絶対に必要、せめて12mm厚以上はないと怖い、それだけは守ってほしい、との忠告でした。・・・今なら私も同感です。

<クッションフロア材>
台所やトイレなど、よく使われている床材です。
大別すると、幅1820mmと、幅910mmがあります。お店なら、100mm単位とかで、好きな長さにカットしてくれます。
はさみやカッターで簡単に作業できるので、あまり心配いらないです。

コンパネの準備が最大の課題

これ・・・ 切るのが大変、運ぶのが大変、はめるのも大変、なのです。
カットも配送も、できるだけ頼めるものは頼んだほうがいいし、
部屋ではめこむ作業も、できれば2人以上でやったほうがいいです。

ここからは、私におこった悲劇を元に、その対策を考えるという形でお伝えしましょう。

準備不足がまねく悲劇

部屋の寸法にあわせてカットしてもらったつもりのコンパネが、
いざ、お部屋にしいてみると、入らない・・・!!!なぜ???

原因その1:部屋の形が歪んでいた。

・・・部屋の四隅が微妙に直角ではなく、部屋全体もやや平行四辺形だった・・・
これって、うちだけ?? よくあること?? ぜんぜん気づかなかった・・・
(レシートもって再カットをお願いしに行きました。顔覚えられてて、笑ってやってくださいました・・・)

原因その2:部屋の細かい凹凸部分を測っていなかった。
隣の部屋との出入口とか、5㎜ほどの凹凸になっていたのです。

その5㎜のために、コンパネがはまらず。
(5㎜だけ機械でカットは難しいのです。家にあった子どもの彫刻刀で削ろうとして挫折。もう一枚購入しなおしました・・・)

教訓
大きすぎるものは入らないが、小さいものは入るからマシ、と割り切る。

私は思った。
この断熱方法でのコンパネの役割は、とにかく平面を保つこと。それが最優先であろう。
つぎはぎになろうとも、とにかく埋めてあって、穴がなければいい。
上に置く家具や家電、私たち人間の重さに耐えて、支えてくれればいいのだ。





スポンサーリンク

対策

ここでやっと、具体的な対策です。

事前の準備:コンパネの枚数やカットする位置を確認する
部屋の寸法を書いた図(小さな凹凸も記入)に、どうコンパネを入れていくか、描き入れて確認したほうがよいです。
大きいパーツから埋めていって、カットする寸法も記入していきます。

描きながら確認する手順は
1 コンパネ(カット無) をできるだけ入れる
2 垂直or水平カットのみでよい長方形のパーツ(お店でカットしてもらう分)を、できるだけ入れる
3 大きめの隙間:コンパネの残りの端材から自分で鋸で切るか、誰かに頼む。これは、きついので最終手段。
4 少しの隙間:コンパネの残りの端材を、細い棒状にカット(お店でカット)しておいて、隙間に使う。

これで、部屋に入るようにコンパネのパーツを考えることができました。

切りしろ、誤差も考えておく
次は、お店でカットしてもらうように、情報を整理します。
1枚のコンパネの、どこをどの寸法で切るかを、わかるようにメモしておきます。

ここで注意することは、カットするときの切りしろや誤差です。
私がよくいくお店では、5mmくらい誤差が出るかもしれません、と言われます。(実際はそこまでにならないけど)
ということは、極端な例ですが、幅910mmを、90mmずつ端から切っていったら、10本とれるはず・・・とはならない。
たぶん、とれるのは9本くらいで、端くれが1本残ります。

逆に、切りしろを考えて最初からちょっと大きめの寸法で頼む??と思うかもしれませんが、これはしないほうがいい。
・・・思い出そう。大きすぎるのはダメだが、小さいのはいいのです。

サイズが違うことに注意

ここまで苦労してコンパネの寸法を考えたら、似た大きさの断熱材にも応用したくなるかもしれない。
しかし、コンパネと断熱材は、サイズが微妙に違うのです。
早まって、コンパネと同じ寸法で断熱材を切ったりしないほうがいい。・・・私はやっちまったけど。
断熱材は、必要な枚数を確認したらOK、カッターで楽に自由に切れるので、部屋にしく時にやればいいのです

部屋での作業

コンパネの確認

お店でカットしたコンパネが届いたら、まずは、コンパネがちゃんと部屋におさまるかを、実際にしいてみて確認しましょう。
・・・断熱材を最初にしくんじゃ?と思うでしょうが、理由があるのです。

・コンパネの再カットをお店に依頼せざるを得ない場合、早くわかったほうがよい。
・コンパネは切るのに時間がかかる。大きめの隙間用のパーツなど、自分で切るものは、先に作業しておいたほうがよい。
・小さい隙間を埋める端材も、はめてみる。不足分が判明したら、カットしておく。

・・・こうして、コンパネのパーツの確認ができたら、コンパネはいったんどけておきます。

断熱材をしく

断熱材を一面に敷きつめます。
私は、断熱材のつぎはぎと、コンパネのつぎはぎが重ならない位置にしたいと思って、意識して入れていきました。
ちなみに断熱材はカッターで切れるので、この段階から切りながらすすめてもなんとかなります。
それに、断熱材は隙間があると効果が落ちるそう。けっこう押し込み気味にきっちり入れました。

コンパネをしく

大きいパーツから入れていって、隙間をできるだけ埋めていきます。
事前にパーツが入るか確認してあれば、この作業は精神的にずいぶん楽になると思います。

クッションフロア材を敷く

実際には、私は、銀マット(ホットカーペットの下敷き用の、薄くて大きいもの)も敷いてから、クッションフロアを敷きました。でも、これはなくてよかったかも、と思ってます。

クッションフロア材は、通常、「貼ります」。
自分で購入したコンパネや銀マットの上に敷くので、ボンドや両面テープで貼り付けたらいいのです。しっかり安定します。

ただ、私は部屋の隅の部分がきれいにカットできず、隙間だらけに・・・。
時々、はぐって隙間の掃除ができるよう、わざと張りつけませんでした。(これ、逆にゴミがたまりやすかったかもしれません)

クッションフロアの貼り方は、ネット上にいい説明がたくさんあるので省略します。
検索してみてね。

断面が見える場合の処理

部屋の中に、断熱材などかさ上げした部分が全部おさまってればいいのですが、見えちゃう場合もあります。
わが家はここ。

台所兼玄関なので、玄関のところだけは覆われてないわけです・・・
よりによって、一番、他人様の目につくところにこの断面、というのは気がひけます。

しかし、そこはめったに来客などないわが家、やはり最低限での対策です。
断面には、百円均一で買った、木目調のシールを貼り、
ちょうど角になる部分は、ホームセンターで、似た色の樹脂製の部材を買って、両面テープで貼りました。

補足ですが・・・台所と同じ空間にある玄関部分(一段低いところ)は断熱してなかったのです。でも、むき出し部分が存在するだけで、かなりの冷気・・・ということで、玄関内も結局、同様の2重床断熱にしました。ずいぶん楽になりました。





スポンサーリンク

メリットとデメリット

作業の大変さはお伝えしたので、むしろ、事前に考えたほうがよさそうなことなど、気が付いた懸念事項など書いてみます。

よかったこと

・底冷え感が減った!!
樹脂マット、アルミの銀マットなど、いろいろ試してきましたが、
断熱の程度がぜんぜん違います。かなり快適になりました。
しかも、私は、一番薄い20mm厚さの断熱材しか使ってないのにね。断熱材すごい!

懸念されること

二重床部分の耐久性

例えば、断熱材がだんだん潰れたり崩れてこないのか?という心配があります。
サンドイッチ状に重ねただけなので、下の断熱材に何事かあれば、上にのってるコンパネ等も影響を受ける恐れがある、ということです。

ちなみに、ふつうの床は、
根太という木組みの上に丈夫な床板等がのっていて、断熱材は根太と根太の間に入れてあるそう。つまり、床そのものは断熱材とは関係なく、支えられているようです。

断熱材もいろいろなので、特徴をよく調べて、使い方もホームセンター等で相談しながら考えるといいと思います。

・・・私自身は、部屋の広さは、小さい6畳、家具や家電も小さめなので、一般的なファミリー層より、重量物は少ないです。
断熱材を一番薄い20mmにしたし、一部がだめになってきたとしても、床表面にまで影響が出るまでには時間かかるかな、と考えました。
それに、元々の床の上にさらに面で重ねてるので、そんなに大ごとにはならないかと。
(むしろ、実家の床板があちこち沈みこんでるほうがよっぽど怖い・・・)

でも、例えば、床が沈みこんで、床と天井のツッパリが機能しなくなる?と思えば、地震が頻発する地域ではよりリスクが高いかもしれません。ご家庭の状況で考えてみてくださいね。

床だけが高くなることの影響

・敷居や他の部屋との高さの差が変わる
これは、事前に確認しておかないと、下手したら、敷居が床よりひっこんでるとか、なりかねません。
変な段差ができて、つまづいてこける原因になるといけないですしね。
ただ、わが家の場合は、むしろ、段差は減少してるので、よかったです。

・流しやコンロ台など、もともと設置してあるものは、相対的に低くなってしまう。

これも、事前に確認しておくべきことと思われますが・・・、 意味がわかりにくいかも??
床として見えてる部分だけが底上げで、流しとかは底上げしないので、低くなる。
具体例をあげるなら、
流しにまな板をおいて、包丁で切るときに、まな板の位置が今までより低くなっちゃう、ということです。姿勢が前かがみになって、やりにくくなる恐れがあります。

・・・ただ、これは、元々の流しの高さが、自分や家族にあっていたかどうか?にもよります。
逆にいえば、今まで高すぎていた人には、ちょうどよくなる場合も。

作業しやすい高さって、実はとても大切なのですが、複数人で使う場所だと、全員にぴったり、とはいかない・・・よく使う人とか、どこかを基準に考えることになるわけです。いい機会なので、見直してみるといいかもしれませんね。
もちろん、もっと簡単に高さ調節する方法としては、作業用の台とか、足台とか、使うという手もありますよ。

こうしてみると、考える要素はとっても多いですが、それぞれが快適にすごせるいい方法がみつかるといいですね。


2018年11月6日 底冷え対策 床下用の断熱材を床上にのせて二重床にしてみた はコメントを受け付けていません。 DIY 生活