NHKシブ5時で俳優の桐谷健太さんのインタビューがありました。
auのCMの浦ちゃん(浦島太郎)役、すっごい好きなんですよね。歌声もすてき!
インタビューは、街の人の質問にこたえるという形式で、いろんな裏話が。
浦ちゃんの役作りはどんなふうに?
誰も傷つけないキャラクターだったらいいなと思って。
カメがいじめられているときの止め方も「これこれやめなさい」じゃなく、「なー!」みたいな。
いじめているほうも笑ってしまう。
浦島太郎ってどんな人かというイメージはないけども、
すごい純粋で愛すべきあほやったらいいなぁ。
・・・いまや、「浦ちゃんの人」で子どもからお年寄りまで知られてますよね。
桐谷健太さんが願ったとおりのイメージになってると思います!
歌はもともとうまかったのか練習したのか?
「海の声」はレコーディングの3日前にいただいた。
練習したのではなく「これは気持ちええわ」みたいな感じでうたった。
もともと、うちの家族は全員音楽好きで常に音楽が鳴っていた。
兄貴もしょっちゅう風呂場で歌っていて、
よく家の前を通る友達に学校で「兄貴また歌ってたな」と。
「恥ずかしい」と思いながら俺もよくうたっていた。
・・・おお!あの歌声は、地 なのね!
街の人も心にひびくって言ってましたが、私も大好き!のびやかでね。
三線との出会い
「海の声」では、三線もひいていたそう。三線との出会いについて、
初めて中学生で沖縄に行ったときに
初めておりたって風が吹いたときに鳥肌がぶわっと立って、懐かしいとおもった。はじめてなのに。
「俺ルーツこっちやわ」と思って。
顔も濃いですしね。「こっちや!南やな!」みたいなね。
民謡の音楽も大好きになったし、中学校からだいぶたって25歳くらいのときに
実家の近くをおかんと歩いてるときに三線の音色が聞こえてきて、
見たら、三線屋さんができていた。
こんなことある?みたいな。
その日にお店の人たちと仲良くなって、三線買いました。
・・・運命的な出会い! しかし、顔も濃いって(笑)
これだ!と思ったものは、やっぱり縁があるのでしょうね。
そう信じて熱中するのも、桐谷さんの秘訣なのかも。
ピアノを上手に弾くには?
小学生くらいのかわいい女の子あかりちゃんの質問でしたが。
俺ピアノ弾かれへん・・・と桐谷さん。しかし、このあとがすてきなのよ。
あかりちゃんね、
好きになればピアノをひくことを努力ではなく弾きたくなる。
弾いている人が気持ちよくないと聞いている人もきっと気持ちよくないから。
あかりちゃんが楽しんで弾いたら、
上手とかじゃなく伝わると思うよ。と、ウインク!!
・・・キャー、私ウインクって、きざくてだいたい好かんのですけど、
一生懸命質問した女の子への、このウインクは、とーっても温かくやさしい!
あかりちゃん、よかったね。そして、私もしゃーわせな気分になりました。
目指すものは?
今月、初めてのアルバムも出したという桐谷健太さん。すごく多彩な活動に広がっていきそうですよね。自身のスタンスについて話しておられたことがまたすてきでした。
自分が一生懸命楽しんでやってれば。
役者としてみられてる、歌手としてみられてる、もしかしたら芸人さんとしてみられてる、
なんでもいい。枠がなくていい。
たまにありますからね。
ファンレターでも「芸人さんの中で一番好きです」みたいな。あ、ありがとうございます、みたいな。
その場その場で自分が思い切り楽しんでるから。そこにうそはないので。
今あるものを遊び心をもって一生懸命やってれば
またおもしろい仕事に出会えるんじゃないかな、
という感覚で挑んでます。
・・・この、思い切り楽しんでるっていうとこが、ほんと、見る人をひきこむのでしょうね。
短いインタビュー時間に、丁寧にこたえてる姿も好印象でした。
これからますます活躍が楽しみですね!
「海の声」も入っているというアルバム!
香音-KANON-(初回限定盤)(DVD付)