夏休みの社会の宿題に悩んだら人に聞くのも貴重

夏休みに、社会の宿題ってありませんか?昔よりはネットで調べやすいと思いきや、けっこう困るのが地域のことや、戦争のこと。どうしよーと悩むくらいなら、人に聞く、質問する、というのをあえてやってみては。どんな資料より貴重、価値ある経験かも。

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地域のお祭り

小学校5年生くらいで、地域のことを学ぶ授業があり、関連して、地域のお祭りをひとつ選んで調べるという宿題がありました。これ、観光パンフレットもいいのですが、ちょっと詳しくと思うと、図書館の本は借りられてるし、特に詳しそうな知り合いもいないし、と子どもが困ったようなのです。同じようなお悩みの方におすすめは、

神社や寺、観光協会、商工会議所、市町村役場などなど、

お祭りの主催をしていたり、強力にバックアップしてるところに直接聞くことです。

私はまぁ普通誰でも考え付くと思ってたのですが、あとで子ども言うには、質問した相手にはびっくりされるし、学校でもあんまりいなかったそう。ちょっと得意げでした。結果的に短時間で宿題もできましたし(笑)、おすすめです。

思うに、ポイントとしては、

挨拶等を事前に練習

挨拶して学校名や名前を名乗ること、目的を伝えてお願いすること、最後にはお礼を言うこと、セリフを書いて練習するのもいいと思います。

質問事項は紙に書いておく

特に緊張してしまう子は、事前に不安要素は減らしておいたほうがいいので、少しでも良くなっているところは具体的に指摘して褒めてあげるといいです。(・・・これは、私自身が極度のあがり症という経験からの希望です)

質問はできれば子どもだけで

慣れない場所なら送迎はしたほうが安全かもしれませんが、基本的には質問時に親がくっついてないほうがいいと思います。一人が嫌なら、友達を誘うのもありかも。

うちの子どもの場合は・・・一人で役所に行って帰ってきた(笑)。近所ですしね。
私としては提案はしたけど、行く前にはいちおう、どこの課かくらいは電話してみようかと思ってたら、先に行ってしまってました。私と違って、そんなに緊張しない子ではあるのですが(苦笑)、普通に受付で案内してもらったそうで。行った先でも丁寧に教えてくださったそうで、かなり上機嫌で帰ってきましたし、自信になったみたいです。

それが、いただいた資料をみたら、なんだか詳しくてびっくり!!子ども向けというわけではないものがありましたが、どうも、あれもこれもと取り出してコピーしてくださったよう。いい方にあたったみたいで、感謝です。
対応する方にもよるとは思いますが、うちの地域みたいに、過疎化が深刻なところは、なんとか盛り上げようと必死でもあり、温かく協力してくださる可能性は高いように思います。

参加者募集があれば応募

あとは、子どもみこしや踊りなど、参加者を募ってるものはもちろんやってみたほうが、体験を書きやすいですよね。写真も生き生きしたものになるので、おすすめです。

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戦争に関する作文や調べもの

修学旅行などの平和学習と絡めてあれば、わりと資料や本も検索すれば出てくるので、やりやすいかと思います(子どもはそうでした)。ただ、けっこう漠然とした感じの宿題だと、悩みますよね。私の頃がそうだったですが、今はどうなのかな?いちおう、悩んでたので書いてみます。

私が子どもの頃は、家族に戦争を経験した人がいたら聞いてみましょう、とか言われましたが、困って、普通に本とか映画の感想を交えて書いた記憶があります。自分自身が聞きにくかったのはもちろんあるのですが、私の祖父母も、友人の祖父母も、話したがらない傾向は強かったです。

聞くこと・話すことがもたらすもの

私の祖父母はもう亡くなりましたけど、戦争に関しては、たまたま別の話題で出てきて聞きました。
戦争中、田舎へ行って着物と食料を交換してもらった帰り、憲兵がいるから見つかると聞きつけたそう。祖母は赤ちゃんをおぶい、少し大きい女の子を連れて、真冬の川を浸かりながら渡り、遠回りして帰ったのだ、と。まぁよう帰れたわ、と祖母は笑ってましたが。
聞けたのはそれだけ。それでも、知ってる人、知ってる土地ですから、ぐっと身近に感じられました。

一方、祖父からは一切聞いたことがありません。誰にも話したがらなかったそうで。
最近、テレビ等みていると、戦争を経験した方がほんとに高齢になり、話したほうがいいかもと心境の変化がある方も増えているようです。また、世界では戦争が頻発しており、そこから逃れてきた方の話を聞くと、考えさせられます。

というのも、戦争は被害にあう面も、加害者になる面もあって、なんとかできなかったのか、もし○○していたら他の人がたすかったのでは・・・等々、いろんな思いを抱えて苦しむ人が多いようなのです。
話すか話さないかは、本人の考え次第とは思いますが、改めて考えると、祖父もずっと抱えたまま逝ったのかな、少しでも重荷を減らせる機会があってもよかったのでは、と考えてしまいます。

身近に戦争を経験した方がおられる場合は、話を聞いてみたい、と声をかけてみてほしいな、と思います。
話をしていただけたら、聞くほうは貴重な機会になりますし、話すほうも気持ちがすこしでも和らぐ、という面もあるのでは、と思います。逆に、もし、話したくないという反応だったとしても、それだけ重い記憶ということを想像することになる、それも貴重なことだと思います。
いずれにしろ、宿題があるのってお願いしてみるのは、声をかけるキッカケとして、いいんじゃないでしょうか。

ネット検索は多様性を意識して

人に聞く、質問する、ということを大切にしたいと思う理由は、もうひとつあります。
それは、ネット検索では、自分の考えにあう検索結果が出るようになってきてること。検索ワードを記憶し、関連するものを優先して表示する機能が進化しているので、便利な反面、偏った見方にどんどんはまる恐れもあると思います。反対の見方などいろんな検索ワードを意識して使うよう、特に子どもにはよく教える必要があると思います。

もし、多様な見方や立場があることに気づかない、あるいは、自分で様々な見方をする努力をしなかったら、利害を主張しあうだけになったり、ただ巻き込まれるままになったりしないでしょうか?

私、最近、特に印象に残ったのは、あさイチで見た、シリアのアレッポ出身の方の話でした。日本より安全だったのに、小さな出来事をきっかけに対立が深まり、あっという間に戦争になったと・・・。自分たちで話し合いで解決できると思ってたのに、どんどん周辺から介入され、どうしようもなかったと。日本は民主主義なのに、若い人はもっとよく考えて、と心配してもおられました。

よく考える習慣がなく、格差もある状況では、容易にあおられてしまうリスクはあると思います。
平和を守るために、最も大切なことは、多様性を認識したうえで自分の考えをもてる人が増えること、世の中に超困ってる人がいるのを知らんぷりしない、チャレンジしやすく失敗してもやり直しの希望が持てること、ではないかと思いました。

・・・社会の宿題は悩ましいけれど、せっかくなら、人の言葉を直接聞くっていうことを大切にして、考えていく機会にしてほしいです。

テレビ番組等もあり

それでも、聞く人もいないし、宿題に困ったよーという方に。
映画や漫画、本はよく言われますよね。「はだしのゲン」とか、「火垂るの墓」とか。でも、テレビを見て感想もよいと思います。毎年8月、終戦記念日頃までは関連した番組が各局であるようですし。
出演者も様々なら、家族で見て話し合えば意見も様々、そういうのを活かして書けるのがいいとこかな。関連情報を調べたらさらにいいものになるでしょう。

NHKオンデマンド あさイチ(8月4日)「平和はどのようにして失われるのか?」https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2016071530SC000/
私は録画しそこねたのですが、日本に住む外国人の方が語る、母国の状況やご自分の体験等です。注目は、「平和が失われる」観点になっていること。非常に多くの側面があることに気づかされます。親子でみるとよいと思います。単品では有料216円となってました。

NHKオンデマンド 戦争と平和アーカイブズ https://www.nhk-ondemand.jp/program/P201600152300000/
こちらはお盆くらいまでは無料でみれるようです。内容的には中学生以上でないときついかもしれませんが、参考に。

天皇陛下の生前退位に関して、いろんな放送等ありそうです。見てみるといいかもしれませんね。

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