オリンピックの素朴な疑問、体操競技のあん馬や跳馬の由来は?

体操競技の種目って、摩訶不思議じゃないですか?? 特に気になるのは、あん馬。そしたら、子どもが、あん馬は牛飛びか?絵を見たことある!としきりに言う・・・そんなこたぁ私は知らんよ!言ってたのですが・・・、ありました!「牛飛び」が。

体操はいつから?

体操のルーツは紀元前2000年頃から

クレタ島のクノッソス宮殿遺跡には「牛飛び」の様子を描いたフレスコ画が。

牛飛び
「牛飛び」は、疾走する牛の角をつかんで、空中に円を描きながら牛の背中に着地して、その上で逆立ち!イベントや儀式等で行われたパフォーマンスでは、とのことでした。
・・・ええ?と思ったけど、絵をみる限り、たしかに逆立ちしてるもんなぁ・・・すごすぎる。

でも、中世は、宗教的に精神を鍛えることが優先され、体操は注目されず。体操は騎士階級や民衆によってスポーツとしてるそう。

現在の体操の基本はドイツから

中世では騎士学校や貴族アカデミーなどで、乗馬、剣術、跳馬や、ダンスや球技等が行われたそう。

その後、重要な役割を果たす人が次々あらわれるのです。
ドイツの教育者「ヨハン・ベルンハルト・バゼドウ」。1774年開設の学校で、世界初の体育の授業を行う!平均台、水平はしご、ボールやこん棒などの道具が使われる。

「ドイツ体操の祖父」とよばれる「グーツ・ムーン」が「青少年の体育」という本を発刊。

「ドイツ体操の父」とよばれる「フリードリッヒ・ルードビッヒ・ヤーン」が青少年教育への運動の必要性を唱えて、運動場を作る。これが現代につながる体操の基礎を作った!とされている。ランニングコース、やり投げの的、飛躍具、木棒、木馬などの器具を用意。平行棒、水平棒などあったそう。

・・・体操の祖父とか父とか、思わず笑ってしまいましたが、ともかく、体操に注目し、盛り上げる人がドイツからたくさん出て、現在に至るってことですね。

体操競技の種目の由来

全部というわけにいかなかったのですが、みつけたものをのせますね。

あん馬と跳馬

古代ローマの兵士や若者たちが、乗馬の準備段階として行なっていた、木馬運動が元のようです。
片手に武器をもってもうまく飛び乗れるような技術が、飛び乗りや飛び降りに、その時の足さばきが独立して、

両手で支える使い方はあん馬運動へ、
両手を突き離しての飛び越しは跳馬の跳躍の形式へ
2分化されたそう。

・・・馬とつくとは思ってたけど、かなり大胆に競技化したんですね。
ところで、牛飛びは馬じゃなく牛だけど、たぶん、無関係ではないよね?って思います(笑)パフォーマンス的なとこは大きいんじゃないかな。

鉄棒

ヤーン氏が木で作った直径8cmの太さの水平棒がはじまりと言われています。
懸垂運動や、綱や水平梯子をわたる運動などがルーツ。
鉄棒に変わったのは1850年以降。棒が細くなり、鉄の弾力を利用することで、運動内容が大きく変化。

昔は鉄棒ならぬ木棒だったんですね。材質で運動や表現が変わってきたというのは大きいですよね。

平行棒

諸説があるそう。
木馬練習や馬の曲乗り練習の足場から発達したもの、といわれたり、
ヤーン氏が、木馬運動の腕力強化のために取り入れたといわれたり。

両腕で支えながら、足を振る運動ができて、たしかに、関連する力はつけられそうな。
しかし、あの間隔の中を回転しながら跳んで戻ってきたりするから、みててドキドキします。
最初の使い方からは離れて、いろんな表現が発展してるのかも?

つり輪

ローマ時代に、綱の端をまるめて結び、その輪に足を入れたり、ぶらさがったりすることが行われていたそうで、発生はかなり古い!
アドルフ・シュピースという人によってとり入れられたそう。

・・・素人目にみても、この、つり輪は、超絶きつそうな競技です。
体を鍛えるにはもってこいって感じで行われはじめたのかな、と想像します。

 

リオオリンピックでは、日本は男子団体で金メダルなど、大活躍ですよね。
また、内村航平選手の金メダルでは、僅差で逆転負けした、ウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手(銀メダル)が称賛を惜しまなかった上、「スコアはフェアで神聖なもの」とマスコミを一喝したことも話題に。

実は、ウクライナ出身のオレグ・ベルニャエフ選手は、練習場も壊れ、資金援助もない中、頑張っているのだとか。
昔より、競技や練習に必要な道具等もしっかりしたものが必要になり、技もぐんと高度になってる。
才能ある選手に、ぜひ平和で安全に練習できる機会を。そう思わずにおれません。

まだまだ種目別の決勝がこれからありますね。応援がんばろう!!

参考 小松ゆたかのブログ スポーツドクター奮闘記 http://www.komatsuyutaka.com/kolog/?p=1920

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