怖い血糖値スパイク!簡単対策で認知症・がん・脳梗塞・心筋梗塞予防

血糖値スパイク(グルコーススパイク)は、食後に血糖値が急上昇し、正常値に戻る現象。脳梗塞や心筋梗塞、がん、認知症の引き金にもなるそうです。NHKスペシャル「血糖値スパイクが危ない」でとりあげられてました。

ショックなことに、日本人は血糖値スパイクになりやすい体質で、子どもから高齢者まで、誰もが気にすべきだとか。
でも、実は対策は簡単! すぐ家族みんなで始めましょー!!

スタジオで指導してくださった先生方は、順天堂大学医学部河盛隆造名誉教授、慶応大学医学部伊藤裕教授、東京慈恵会医科大学西村理明准教授、順天堂大学医学部田村好史准教授です。

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血糖値スパイクとは

血糖値スパイクとは、食事をとった直後に、血糖値が急上昇し、正常値にもどる現象。
食後1時間の血糖値が140以上をさす。

食事をとると、通常は
腸から血液中に糖がとりこまれ、血糖値はふつうに上昇。
膵臓からインスリンが放出され、
インスリンは筋肉など体の細胞に糖を運ぶ。
すると、血糖値はさがる。

血糖値スパイクの場合は、

体の細胞が糖を取り込む能力が低い。
→血液中の糖が極端に急上昇!!
→インスリン大量放出!
体の細胞に糖を取り込ませ、血糖値は正常値へ下がる。
・・・上がるのも下がるのも急激なので、グラフはとんがったスパイク状になるのです。

通常の健康診断では、空腹時血糖値をはかっているため、血糖値スパイクに気づかない!
・・・これが怖いんですよね。

番組では、健康診断での血糖値(空腹時血糖)が正常値な65人中、なんと20人に血糖値スパイク!
また、別の調査では、20代やせ形の女性の20%に血糖値スパイク! 

子どもも要注意、とにかく、年齢や性別にかかわらず、注意すべきなのだそうです。

番組ホームページには、簡単なチェックリストもでてましたよ。
http://www.nhk.or.jp/special/kettouchi/check/index.html

血糖値スパイクは何がいけないの?

血糖値スパイクはそれ自体が病気!
しかも、様々な病気につながってしまう!!
心筋梗塞
脳梗塞
がん
認知症

・・・深刻なものばっかり!!

血管を傷つけ、動脈硬化を多発→心筋梗塞や脳梗塞に

<心筋梗塞や脳梗塞のリスク>
血糖値スパイクは、動脈硬化を多発させる!
血糖値スパイクがおこると活性酸素が大量に発生し、血管の壁にダメージが。
修復しようと免疫細胞が集まり、あちこちで動脈硬化に。

インスリンの大量放出→認知症やがんに

<認知症のリスク>

血糖値スパイクがあると、大量のインスリンが放出される。
すると、脳の血管にアミロイドβが蓄積!

アミロイドβは、アルツハイマー型認知症の原因とされ、神経細胞を死に追いやるのです。
インスリン大量で、血糖値スパイクありだと、なんと、1.5倍も認知症になりやすいのだとか。

先生は、

認知症のリスクを高める、最初の引き金が血糖値スパイク。
いちばん最初にできるアルツハイマー病の予防策!!

・・・おお! これ、かなりすごくないですか?

<がんのリスク>
インスリンは、細胞が増えることをたすける作用もあるそう。
特に、インスリンが放出される膵臓は、気をつけたいとこですが。

・・・がんの中でも、膵臓がんはなかなかみつからないですもんね。
とにかく、血糖値スパイクにならないよう、予防しましょう。

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血糖値スパイクを防ぐ方法は?

食べる順番に気をつけろ!

食べる順番は、
1 野菜
2 肉魚などタンパク質
3 ごはん、パン、麺など炭水化物

野菜が最初というのは、よく知られてますが。

タンパク質や脂質をとると、
腸からインクレチンという物質が放出され、胃腸の動きが遅くなる。
すると、糖の吸収が遅くなるのだそう。

急激な血糖値の上昇を抑えるためには、とにかく、ごはんなど炭水化物を最初にとるのはNG!

朝食抜きは厳禁!

空腹時間が長くなると、インスリンの分泌が落ちてくる。
肝臓などのインスリンの働きも落ちる。
すると、血糖値スパイクに!

3食きちんと食べると、血糖値の上昇は穏やかになり、血糖値スパイクを防げるそうです。

<食事に関して>

ラーメンはどーしたら?
食べる順は、もやしやねぎ、チャーシュー、麺の順に。
麺はスープによくからめて食べると油分があって吸収が遅くなるそう。
そのかわり汁は飲まないこと。

野菜ジュースは、表示をチェック
食物繊維が多いものを選ぶ。ドロッとしてるタイプ。
糖を加えてあるものもあるので注意。

糖質制限ダイエットは?
血糖値スパイクを抑えるという意味では悪くない。
太っている人は血糖値スパイクが起きやすいので、体重を減らすことは良いが。
糖質ゼロとか、糖質以外ならなんでもいいとか、極端なことはダメ!

・・・ま、なにごとも、極端はだめですよね。
もうちょっと食べたいな、というくらいが腹八分目だそうですよ。

食後にちょこちょこ動け

食後すぐ散歩程度の軽い運動をする!!
胃腸の動きが鈍くなり、血糖値スパイクを防ぐことに。

・・・食後は胃腸に血液が集まるので、激しい運動をするのは良くないって聞きますよね。
でも、散歩程度の運動なら、胃腸に集まる血液が分散して、胃腸の動きが鈍くなり、血糖値の上昇も穏やかになるそうです。

運動の種類は・・・
有酸素運動と筋トレのどちらもしたほうがいいそうですが。

そんなに気合入れなくても、血糖値スパイク対策としては、ちょこちょこ細切れに動くのがよいそう。
座りっぱなしのオフィスでは、トイレに行く経路を遠回りにしたり、食後の会議は立って足踏みしながらなどの工夫が紹介されてました。

そして、私の注目ポイントは。

若い女性で血糖値スパイクが多いのは、筋肉の量が少ないのも問題。
食べないで運動しないっていうのもリスクがある、との先生のお言葉。

・・おお!この話は前もきいたことあるぞ。こちらもぜひ、参考にどうぞ。
あさイチ隠れメタボ対策!筋肉量upの簡単体操と食事の注意とは

かなり内容がかぶるということは、血糖値スパイク予防は隠れメタボ予防にもなると考えられるんじゃなかろーか。がんばろ!!

他にも注意

<睡眠障害>

睡眠障害があると
→交感神経が興奮 → 血糖値をあげる → インスリンの分泌が悪くなる。

短期間に睡眠障害が続くと、血糖値スパイクがおこるのだそう!

<子どもの段階から予防を>

ジュースやおやつなど甘いものをとる機会が多いので、子どもも注意が必要だそう。

・・・血糖値スパイクは、頻度と程度が問題って言われてましたので、気をつけたいですね。
こういうのって生活習慣だし、一度身についてしまえばいいんだし、きちんと意味をわかっていれば、継続していきやすい。

子どもの健康を願うなら、とっても大切!!と思いました。
そしてなによりも。
私はアルツハイマー病の予防につながるってとこが、一番ありがたい!!
家族で血糖値スパイクとおさらばよーー!