ニュース深読み「がんと共に歩むために」がんと打ち明けられたら?

NHKニュース深読みで、がん患者のことをとりあげてました。
小林麻央さんのブログが大きな反響を呼んでいますね。私も読ませていただいてます。
でも、今日の番組をみると、知らないことが多すぎて。2人に1人はがんになる、でも、自分はそうはならないと思ってる、という指摘が、まんま当てはまります・・・。
誰もが自分らしく生きていけるように、まずは知ろうと思いました。

一人で悩む人が多い

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今日の番組では、麻央さんと同世代の、子どもをもつがん患者の声を中心にとりあげられてました。
子どもを持つがん患者は推定で5万6000人/年 もいるのだそうです。

告知は、今は、家族がきていなくても本人に告知することが多いそう。
早期発見なら即入院というわけでもなく、自宅へ帰り。
その後、誰にも相談できずにいる人が、3割以上だったかな・・・。

がんの人本人が、どう周りに伝えるかを悩む状況にあるそうです。
家族にどう言うか、職場にどういうか、友達は・・・と悩み。
また、若い患者にあるある、と紹介されてたのは、ショックを受けた親を励ますという・・・

また、自分を責める方が多いとのこと。
特に、家族を思って、申し訳ないというようなコメントが多く見受けられます。

妊娠中の治療

妊娠中にがんがわかるケースについては、治療を終えた後に出産する方法もあるそう!

これは、昨日だったか、朝のニュースでも紹介されてました。実際に治療を受けながら妊娠を継続し、出産直後に手術、治療している女性も紹介されていて、あきらめなくてよかった!と話されてて。
これ、医師のほうもまだまだ誤解があって、あまり知られていないそうなのです。がんの拠点病院などに相談してみましょう。

お金のこと

治療費は、自分の持ち出し部分だけで、平均115万/年 にもなるそう・・・

でも、働いている人が、退職・解雇にいたるのは34%と。
生きていくためには、経済的にも生きがいにも、仕事は必要だと思います。

でも、実際は、体調が悪くて退職したり、
継続できても、職場の人に申し訳ないという気持ちを持ち続けていたりするそう。

当事者の思い

経験のある人とない人のギャップがすごいと取材したディレクターも言っていたそう。
例をあげると

「ウィッグ姿を見られたくない」
「かわいそうと言われたり、そういう目でみられるのが嫌」

・・・ウィッグは、正直びっくりでしたが。つけたら外出しやすいと思ってたから。
でも、番組で話されたのは、
「つけてる自分が嫌。洗濯もの干すのも、宅急便を届けにきたりとか、ほんとに小さな接点が嫌だった」と。

第2の患者 家族

実は、がんになった本人よりも、家族のほうが、抑うつが強い傾向にあるそうです。

家族のほうがうつ等になったり、
「守れなかった」等、自分を責めてしまったり。

家族のケアも非常に大切ですよね。

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がんと打ち明けられたら?

スタジオでも「反応に困ってしまう」と。

がんを経験してる方も、どうかえしていいかわからないだろーな、と言われてました。
でも、そんなふうに相手の立場になって思うこともできるまでにはすこし時間もかかる。

「普段どおりに接してもらえるのが一番」と言われてました。

逆に、嫌なことは、
「かわいそう」「お若いのに・・・」
・・・これ、私もどう考えたらいいか・・・と思ってたら、
「あなた死ぬのね、みたいな目でみられるのが嫌」という言葉が。

私が思ったのは、
今生きてて、これからも生きてくのに、がんと付き合いながら頑張ってるのに、そこは見ようともしないで、死という忌み嫌うもののイメージでみる、たぶん、それが傷つけるのでは・・・と思いました。

お互いに、壁を作ってしまってシャットダウンしてしまうところはある、とも。
自分の側で、起きてもないことを心配しちゃう、と。

それをうめるのは、知識や情報、ピア(仲間)サポート
つながってるという感覚 、とも。
・・・一緒に取り組もう、というのがあるといいのかなと思いました。

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緩和ケア

末期の患者さんに、治療がおわってから緩和ケア、というイメージでいましたが、それは違うそう!

緩和ケアは、
患者と家族ががんと診断されたときから提供される必要がある。
とされてるそうです。

がんとともに生きるためのサポート!!
内容としては、
痛みをやわらげる
心の不安をやわらげる
長く健やかに生きていくためのサポート等があるそうです。

治療と同時に、緩和ケアと家族ケアもはじまる。

イギリスでは
ペニーブローン・キャンサーケアPenny Brohn Cancer Care というのがあって、
心の不安をやわらげるのが主な」役割とのこと。

基本5日間の合宿を行い、仲間を作る。
理学療法士・セラピスト、栄養士・カウンセラーなどが関わり、120種類のセラピー、適度な運動、調理などをする。

・・・これをやったら前向きになれるというパターンをみつけてもらうのだそう。
再発せず長く健やかに生きる料理も習って。
こういうの、日本にもあるといいですね・・・!
ちなみに、寄付などで、自己負担はなしだそうです。

相談するところは

精神腫瘍医
がんを精神面からサポートする医師が、がん診療連携拠点病院に7割くらい常駐してるそうです。

「がん情報サービス」ホームページhttp://ganjoho.jp
「がん治療と就労の相談窓口」と番組では紹介されてましたが、他にもたくさんの情報がのっています。
がん診療連携拠点病院も調べることができます。

「がんノート」サイト http://gannote.com/
番組に出演しておられた、若いがん患者の方がされてるサイトです。
いろんな方の体験談があり、結婚等話題になりにくいことも扱っておられてて、とてもいいと思いました。

 

「もっとオープンな世の中になったらいい」という意見がありましたが、ほんとうにそうだと思います。なにかあったら途端に生きづらくなるのでなく、お互いいつそうなるかわからないという感覚をもって、ふつうに話し合い、生きていけるといい