ハクビシンやアライグマが都会に激増!対策は?NHKクローズアップ現代+

NHKクローズアップ現代+で、外来動物が増えていることを取り上げてました。
東京23区内にも増えているという、ハクビシンやアライグマ。
わずかな隙間から侵入し、天井裏に巣を作ったり、やわらかく温かい断熱材の上で子育て、大量の糞尿が・・・!築年数にはまったく関係ないそうです。すぐチェックして対策しましょう。

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ハクビシンの侵入経路は?

密閉性が高いはずの住宅にどうやって侵入するのか?
多い例があげられてました。

通風口
ふたが外れていたり、ハクビシンがふたを器用に外して入ってしまうことも!

1戸建ての場合は屋根のわずかなすきまから
基礎の部分も下からのぞくと、侵入口が隠れている。

一見対策してあるようにみえても、ちゃんと目線をあわせてみると、わずかな隙間があいているところは多いようです。ふたが外れていることも。
よく見て、指を入れてみて、しっかり確認しましょう。
築年数は関係なく、通れる穴があれば入るそうですよ。

ハクビシンは運動能力が高い

全長1mもあるハクビシンがどうして入るのか。
専門家のテストによると。

わずか8センチ四方の穴からも難なく入れる。関節が柔らかい
つるつるの柱も登れる。人間の手のひらのような足裏でしっかりつかまれる。
綱渡りも得意。

・・・電柱に上って電線をたどれば地上におりなくてもいい。簡単に都市部に入れてしまうんだそうです。

なぜ今ハクビシンが増えているのか?

2か月追跡したところ、100か所以上の寝床、外周4キロにも及ぶ範囲を自由に行き来しているそう。

特に、人と会う確率の少ないところを好む傾向が(空き家など)。
・・とはいえ、人の住んでる建物も半分近くを占めてるので油断できません・・

食べるものには困っていない。 栄養状態がいい。
飲食店もあるので残飯や廃棄されているものを食べている可能性があるそう。

生ごみの4割を占めるともいわれる食品ロスの問題も考えさせられますよね。

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アライグマに注意

アライグマの生息域も広がり、23区内にも出没。

<凶暴性>
アライグマは、体重はハクビシンの3倍もあり、鋭い爪や牙をもち、気性が激しく、攻撃されると大けがの恐れがある

<感染症>
アライグマ回虫は、アライグマの小腸に生息、卵が人の体に入ると 重篤な脳神経症をひきおこす恐れがある。

マダニが致死率の高いウイルス(重症熱性血小板減少症候群ウイルス)を媒介することがある。

アライグマは、他にもたくさん病原菌をもってる可能性が高いそう・・・!!

これまでに捕獲されたアライグマからは、重篤な感染症のウイルスはみつかっていないそうです。
しかし、アライグマがベクター(媒介者・運び屋)になってしまうことは非常に危惧されており、特に狂犬病ウイルスについては、アメリカでは主要な感染の原因になるとして管理が徹底されているそうです。

スタジオでは、アライグマをゾンビと先生が呼ぶほど、警戒すべき要注意動物のようです。
もしみかけたら、絶対手を出さずに通報ですね・・・

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対処法

隙間や穴をしっかりふさぐしかない

一番入りやすい床下の通風口は、ステンレス製の金網(ホームセンターにある)で穴をふさいだほうがいい。市販のビスや建築用の接着材で固定する。

マンションの通風口は、管理組合の了承が必要な場合もあるので相談を。
屋根の隙間は、工務店などにお願いする。

他には専門家も、ライトを当てるとか、隙間に釘を並べるとか、唐辛子のにおいとか、いろいろ試したそうなのですが、どれも効果なし。

やはり、丁寧に隙間をチェックして、入れないように対策するのが先ですよね。

よせつけないために

ハクビシンやアライグマをよせつけないためにできる簡単な対策は

缶やペットボトルは洗って出す
野菜や果物はこまめに収穫
庭木は早めに枝を切る。(つたって侵入するので)

・・・とにかく、食べ物になるものを置かないことと、つたって入れるところを減らす、これに尽きますね!

自分で手を出してはいけない

自分で手を出すと、野生動物なので、かまれてけがをしてしまう。・・・感染症もほんと怖いっ!

しかも、まったく人間を恐れない。
ニュー・ボーン・ジェネレーションで、動物からみても人間は怖くない。狩猟など怖い目にあったことがない。

捕獲には行政への申請が必要 市役所等へ申請を。
・・・もし捕獲するとしても、申請が必要だそうです。
 

この外来動物による影響、
住処を追われた狐が利根川の堤防に巣穴を掘って、大雨時には崩れる恐れがあったり、
世界遺産の姫路城の石垣がヌートリアの巣穴で崩壊する恐れがあったりと、かなり影響が大きくなっているよう。

最後に、いわれてたのは、
「共存は仲良く暮らすことではない。
外来動物は本来住むところではないところにいる。
人間と動物の住処を分けるゾーニングが大事。」
というお話が印象的でした。
それぞれがむやみに接触しなくていいように、私たちもできることから始めないと、と思いました。