母乳がたりないと悩む母親NHKおはよう日本をみて元当事者が思うこと

NHKニュースのおはよう日本で、母乳育児を希望しながらも悩む母親が多いことが取り上げられてました。うわ、わかるわぁ、と思ったら、現代ならではというか、悩みにつけ込む悪質サイトも登場しているそうで。どーしてそうなっちゃうの・・・。思うところを書いてみました。

母乳育児を希望する母親は9割以上

母乳には、赤ちゃんに必要な栄養素が豊富なだけでなく、お母さんがもっている免疫物質を渡すことができるメリットがあります。
昔はミルク全盛だった時期もあるのですが、母乳のよさが見直され、知られるようになるにつれ、母乳育児を希望する人が増えてきたようです。

スポンサーリンク




不安を抱える母親が多い

思うように母乳が出てないと感じると、それだけで不安になるものです。
かといって、毎回体重をはかって一喜一憂するのもね・・・。
一人で思い詰めて不安になる人が増えているのは気になります。

祖母世代から助言受けにくい?

粉ミルク全盛だった世代が身近にいると、世代間ギャップに悩むとこはあります。

うちの場合は。だいぶ昔ですけどね(子供は中学生なってますから)。
ほんとにもう、実母、義母、親戚、みな悪気はないし、かわいいと思って言ってくださるのですが、「お乳足りてないんじゃないの」「ミルクじゃないと飲んだ量がわからないでしょ」「母乳だけじゃだめよ」

若い(?といっていいかわからないけど)夫婦が、がんばって主張しても難しかったり、
なにより、お母さんが思ってる不安そのものをズバリ言われてしまうので、こたえるんだよね・・・。
これが、母乳メインだけど不足気味でミルクも使ってたっていう経験者が身近にいると、ずいぶん助かるんだけど、そうじゃなかったんだよね。

今は、赤ちゃんの祖母にあたる世代も、そろそろ母乳派が多くなってもよさそうなんですが、出産年齢も幅広ければ、おばあちゃん世代も幅広く、まだまだミルク派も多いみたい。そうなると、アドバイスが難しいとこはあるみたいですね。

孤立しがちなお母さん

というか。私、すごく不思議に思ったのは、むしろこちら。

現在は、同じ悩みをもつお母さん、つまり、母乳で育てたいけど、足りてないと不安になったり、実際不足してたりで悩んでるお母さんのほうが圧倒的に多いはずでは。

自分なりのペースや方法がさだまってくるまで少しかかりますし、悩む人はかなり多いと思うのです。
なので、幼い子どものいる人、ほんのちょっと先輩にきけば、経験談をきける確率は非常に高いはず。

でも、そこが、なかなか聞けずに悩みが深まるのでしょうね・・・。

母乳で育てるのがいいことっていう情報が浸透した分、プレッシャーも強く感じるようになってるのかな、と思います。

だけども。
子育ては人間の場合、お母さん一人や、夫婦だけでするものではないです。
むしろ、たくさんの人に関わってもらうのは、子どもの発達にとってすごく大切。
助けを借りるのは、さぼるとかじゃないんですよ。聞きにくいとか言ってる場合でもない。
成長するために必要なんです。子どもも親も。だからどうぞ勇気を出してみてね。

それでもやっぱり声かけて一緒に

祖母世代の助言が難しいかもと、さきほど書きましたが。

それでもあえて、おばあちゃん世代も遠慮しないでほしいと思います。
そっとしとこうと触れずにおくと、かえって悪いと思います。

今の若い人20~30代は、自分からSOSを発することがとっても苦手みたいです。
声をかけても、大丈夫です・・・って言ったり。

でも、大丈夫じゃないことが多いみたい。
お母さんが心身ともぎりぎり状態だと、赤ちゃんの危険を察知しにくいと思うのです。

母乳のことはとりあえず置いといて、普通の育児で大変そうなときに、すこしサポートがあるといいかも。
そりゃ、あんただめね、って言われちゃつらいですけど(笑)、
ふつーに、「疲れたでしょ、ちょっと休んだら。交代しよう」って言われると、私はありがたかったです。

それで、ふつーに横目でみて、あーすればいいのか、とか、ばあちゃんも苦闘してるぞとか、そういうのがよかったと思ってます。
どーしていいかわからないときって、たくさんあって。
私は、「あらー、のどかわいたのかな?」「おしめかな?」言いながらするのとか、ぐずるのをあやしたり寝かせたり、そういうのは見て参考になりました。
いや、当時はかなり悔しい気持ちありましたよ。でも、悩んでたのがあっけなくなるくらい、見て学ぶのは大きいです。

それで、意見は違っても一生懸命してくれてる・・・と素直に思えると、母乳やミルクのことも話しやすくなりました。
うち、相当もめてますから(笑)
私も将来、そうできたらと思ってます。

スポンサーリンク




相談するところは

医師や助産師、保健師

ニュースでは、小児科医のサイトを紹介してました。
水野克己オフィシャルサイト http://www.mizunokatsumi.com/

助産師会などでも取り組みを強化するそうです。
また、市町村役場の保健師さんも、日頃から努力されてます。

我が家では、保健師さんの助言も助かったし、助産師さんにも長くお世話になりました。
助産師さんは母乳についてよく勉強した方でしたが、そうでなくても、母子両方の状態をみてもらえるのは安心と思います。それも、助産師の仕事だから、遠慮することはないです。

出産した病院に相談すれば、知ってる助産師で気兼ねがないのでは。
里帰り出産だったりで、遠い方は、まずは保健師さんに相談するとよいと思います。近所の産婦人科や、個人開業している助産師さんでもいいのです。

こういうのは、日頃付き合いのあるところからの情報を大切にしたほうがいいと思います。
ネットの口こみは参考程度に。悪い評判が多ければ避けたほうがいいけど、口コミがないから良くないとは限らないですよ。

わがやの母乳+ミルク

うちは、すごい悔しかったけど、ミルクは併用しましたよ。

最初なんか、赤ちゃんのほうが飲むのあきらめるくらい、まったく出なくって、体重も減り。
助産師さんたちが、砂糖水を点滴みたいに準備して、おっぱいをすったら出てくる感覚がわかるように細工してくれたくらいです。おかげで、うちの子は飲む感覚をつかみ、そのうち、ほんとに母乳が出だしたらがんばって飲んでました。

・・・これ、もし私が母乳で頑張るって一人で思い込んでたら、うちの子、どーなってたことか。退院後だったら・・・家で一人で育ててたら・・・と思うとゾッとします。

ミルクのほうが多いときもあったけど、最終的には母乳だけになりました。私の母は逆だったらしく、珍しがってましたが(笑)。
たとえ批判されても、けんかしながらでも、心配してくれる他人の目があることは大切。赤ちゃんを危険にさらす確率を下げます。相談するのを怖がらないでほしいと思います。

悪質サイトに注意

今日のニュースでほんと驚愕だったのは、母乳の通信販売・・・!
冷凍した母乳をインターネットで販売してるらしいのですが。
検査したところ、通常の1000倍の最近が検出されたそう。

これ、昨年、毎日新聞が報道してるようですね。
消費者庁も注意喚起しており、事態の深刻さがうかがえるというもの
http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150703kouhyou_2.pdf

1年たってもとりあげられるのは、それなりの状況があるのでしょう。
それにしても・・・1000倍って!! 怒りがおさまらんわ。

でも、買うほうも、よく考えて。
追い詰められて、必死にすがってしまう気持ちもわからなくはないです。
母乳で育てたいと思うのは、私は理屈じゃなく、本能だと思います。
哺乳類なんで。

でも、残念ながら自分の母乳が足りないとき、まず一番に考えてほしいのは、
赤ちゃんの口に入るものは、命にかかわるという、ごく基本的なこと。

他人から分けてもらうってのは昔もあったとききます。
でも、それは、他に手段がなかったときで、しかも、直接飲ませてもらうんだよね。この人ならって信じてお願いする、判断する段階があるのです。

でも、通信販売の母乳を、わが子に飲ませて大丈夫か、どう判断するの??

 

あの、うちは、自分の母乳を冷凍して自分の子供に飲ますってことはしてました。
それは、ただでさえ量が不足してるのに、日中は外で働いてたからです。
幸い、冷凍庫や、母乳を絞る場所など配慮してもらえたのでできたことなんですが。

数日で使い切ってたけど、それでも、衛生状態は気になりましたよ。
だって、母乳入れる袋だって、どんなに気をつけてても、入れる間に、空気中の埃とか菌が入る可能性あるし、乳首は清潔かとか、持ち帰りなど保存状態で、菌の増え方が凄まじいことになってしまう。
直接おっぱい飲ますときは適当でもよかったのが、保存となるとそうはいかないのです。注意することが格段に増える。むちゃくちゃめんどう・・・!

 

母乳を販売する人が、そんなきめ細かな注意をしてくれるなんて、思わないことです。
いや、しっかり管理してる方もおられるかもしれませんが、
確認できない

そのことを重く考えてほしいと思います。

消費者庁でも注意してますが、細菌だけでなく、母乳を通じて感染するウイルスや、アレルギーを誘発する物質もありえるのです。

はっきり言って、危険すぎる!!
母乳のメリットなんか、吹っ飛びます。母乳にこだわった我が家でさえ、そー思うんです。

 

うちでは、昔、「母乳にこだわるのはあんたのわがまま」って言われました。
すごい悲しかったし、腹が立った。

でも、今思うのは、母乳かどうかという一部分の話じゃなくて。

子どものために何が一番大切なのか、自分の思い込みは捨てて考えてみることも大事って、あれは、そういう意味だったと思います。思い込みでわが子を危険にさらすことがあっちゃいけないのです。

気に障ったらごめんなさい。
でも、一人でドツボにはまってないかな?って、一度振り返ってみて。誰かに相談してみてください。
赤ちゃんもお母さんもすこやかにすごしてほしいです。

スポンサーリンク





2016年9月12日 母乳がたりないと悩む母親NHKおはよう日本をみて元当事者が思うこと はコメントを受け付けていません。 子育て