ステップファミリーの悩み、連れ子との向き合い方から考える家族の在り方NHK

NHKシブ5時や、ウワサの保護者会で、ステップファミリーについて取り上げてました。(9/9)
特に血のつながりのない親と子の間での悩みが大きいそう。でも、なんとかうまく付き合えていけてる家庭の例をみると、ステップファミリーに限らず、私たちの社会は○○べきにこだわりすぎてるのかな?と思いました。

増えるステップファミリー

ステップファミリーは、子連れでの結婚で、血縁のない親子関係を生じるもののようです。

具体的な数値は調査されていないそうですが、
推定するものとしては、

離婚件数 約23万件 のうち、54.8%が20歳未満の子どもをもつ。
2014年に結婚したカップルの4組に1組が再婚

・・・かなりいそうですよね。尾木ママの話でも、学校現場でもそういう家庭が増えていて、珍しくない感覚はあるそうです。

スポンサーリンク




悩みの多くが、血のつながらない親子関係

ステップファミリーの悩みの多くが、血のつながらない親子関係に関するものだそう。
特に、番組中で私が印象的だったのは、「生理的にだめ」という感覚。

連れ子をほんとうにかわいがってきて、連れ子も感謝していて、
それでも実子が生まれると、平等に扱えなくなってしまい。
頑張ってやろうとすればするほど、生理的にだめと感じてしまう・・・という内容でした。

本当の家族になれ、愛情をもて、
押し付けられる感覚が本当に嫌で、離婚しかない、と思い詰めておられたところも切ない。

・・・世間的には、批判もあるかもしれません。
でも、悩んでいる人がとても多い状況で、これは、かなり正直に発信してると考えたほうがいいのでは、と思いました。

親にならなくていい

うまくいっているステップファミリーの例も紹介されてました。

子連れ男性と結婚した女性の例で、連れ子2人と、生まれた実子2人、計4人の子ども!
(実は連れ子は前妻と同居だったものの、前妻死亡により引き取ったそう。はじめは連れ子なしだったという点では、負担はより重いような・・?)
基本的なスタンスは、無理に連れ子の親にならなくていい、ということだそう。

<継母の側から>
連れ子のしつけは基本的にしなくていい、
母親にならなくていいと言われ、気負わなくてよかった
家の中で生活していく仲間という感じ。
夫の側からも感謝の言葉があって支えられてる。

<夫の側から>
母親として来たら、すごく彼女の負担は大きい。
求めているのは自分の隣にいる人。

彼ら(連れ子)の親は私ひとり
できることは全部私がやらないといけないけど、手がまわらない

でも、実際は、継母は連れ子のためにも家事をこなしてくれている。
自然にやってくれている姿をみると感謝しかない。

<連れ子の側から>
全体の家庭を支えてくれる存在
今のままくらいがちょうどいい、不満はない。

親ってひとりなので、余計な重荷をおわせず、自分も負うというスタンスはいい。

(うちは)いびつだけど、それでもちゃんとつながってる円。
もうちょっと角がなくなったり丸くなればいい

・・・最後の連れ子(高校生男子)の言葉は、とってもすてきですよね。
継母は初めてそういうことを耳にしたそうで、そんなふうに思ってくれてたんだ、とうれしそうでした。

番組では、若い人のルームシェアでも過度な干渉をしないことが秘訣、違って当たり前という感情を大事に、とのことでした。
それぞれに歴史がある別々の家庭にいたメンバーが、共同生活になって簡単にいくわけがない。子どもの年齢などもあるし。

ほんとの家族のように、ということだけを到達目標と思い込んでしまうとつらいけど、
いろんな考えやルールがあっていいんだな、と思いました。

スポンサーリンク




生活を共にする仲間

ほんとの家族って何なんでしょう??
別のステップファミリーからは、
「自分の中の理想像を勝手に作ってて、近づけなきゃと思ってつぶされる。自分との闘い」そんな意見もありました。
・・・これ、ステップファミリーじゃなくても、ありませんか?? 私はすごく納得しました。

現実には、○○べきという家族の理想像は、社会の中にあまりに深くあって、社会制度もそれを基盤にされてたりで、なかなか個人の努力で難しいところは多々あると思います。
それに直面してるのは、実はステップファミリーの問題だけじゃなく、すごく幅広くて。養子縁組、虐待、介護、貧困、LGBT、などなど、いろいろあるんじゃないでしょうか。

ただ、血のつながりがないことで、すごくシビアに、際立って問題が見えてる、というか。
ステップファミリーが抱える悩みは、あらゆる家族に内在してること、社会の在り方を考える大切なきっかけでもあると感じます。

いろんな家族形態や、家族でなくても生活を共にする形態とか、これから増えていくんじゃないでしょうか。
自分たちなりの幸せのあり方を探っていくときなのかも、と思いました。

コメントを残す